[Mergedoc-dev] Eclipse 3.3 日本語化言語パック自動生成でのハマりポイント

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IGA Tosiki tosik****@nifty*****
2008年 2月 5日 (火) 08:27:18 JST


いがぴょん(伊賀敏樹)です

>blancoEclipseBabel すごいです。
>Pleiades 辞書が他から呼び出されることを想定していなかったため、
>大変だったんじゃないですか?
>あと、言語パック出力処理も結構、手探りだったんじゃないかと
>思います。

 私がハマッたポイントは
  1.私のネィティブ言語(?)は JDK 1.4.2 でした。
    そのため、JDK 1.5から導入の java.lang.instrument.Instrumentation 
    クラスのことを学習するのに 少し時間がかかりました。
    ・イマドキ 1.4.2 で停止してしまっている私…
    ・その成果物は 単に blanco.eclipse.babel.NullInstrumentation です:-P

  2.Pleiades 辞書機能の呼び出しでは
    confディレクトリが読み込めなかった際に
    java.lang.NoClassDefFoundError (だったと記憶) が初期化エラーとして
    発生すると思いますが、その時のメッセージの読み解きに少し手間取り
    ました。
    (一生懸命、Pleiades がクラスパスに通るようにムダに悶絶しました)

  3.プロパティファイルの入出力
    プロパティファイルの入出力には、純粋に手間がかかっています。
    ・第一感では java.util.Propertiesを利用して読み書きしてしまえば
      良いと思いつきますが、それだと 出力プロパティファイルのキーの
      順序性が失われます。またコメントも単純に失われることでしょう。
    ・これを回避し 美しいプロパティファイルを生成できるように、2ヒネリ
      ほど入っています。(そして余分な悶絶をしてしまっています…)

    また、過去に プロパティファイル系の諸経験が幾つかあったので、
    他の人が実装するよりは、かなり楽しているはずです。
    ・blancoResourceBundle
      http://www.igapyon.jp/blanco/blancoresourcebundle.html
      ※blancoEclipseBabel には、blancoResourceBundle で利用している
        native2ascii 相当の共通関数を利用。
    ・@IT: コードから情報を追い出せ! プロパティファイルの常識
      http://www.atmarkit.co.jp/fjava/rensai4/programer09/programer09_1.html
      ※記事執筆で、プロパティファイルのノウハウを記憶喚起

  4.Eclipse プラグインのノウハウ
    Eclipse プラグイン関連についても、ハマりポイントでした。
    Eclipse プラグインの フラグメントに関するノウハウについて、私は
    単に知らなかったので、ここに単に手間取りました。
    ・org.eclipse.equinox など 一部クラスが「厳格」にチェックするので
      ここでハマりました。
    ・MANIFEST.MFの記述スタイルについても、良く分かっていなかったので
      ここで悶絶。自力で MANIFEST.MFを生成するようになってから、かえって
      ハマらなくなりました。
    ・MANIFEST.MFの入出力について、単に手がかかっています。
    ※なお、この箇所を中心に、まだ残課題があります。
      .nl1 というサフィックスの妥当性など、解決しなければならない問題や、
      プラグインを jar ファイル化しておきたいなどの、美意識に関する問題
      などもあります。これは継続して改善していきます。

ざっと こんなところでハマりました。




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